1. 【エフピコチューパ】青果売り場の価値を高めるサンバッグとカットフルーツ容器
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エフピコチューパ株式会社は株式会社エフピコグループの一員として
主に野菜・果物を中心とした青果物向けパッケージを製造・販売するメーカーです。
今回の見どころの1つは青果物用袋「サンバッグ」シリーズ。色柄・サイズを含め
120種類以上の既製ラインナップを揃え、産地や内容物別で用途を使い分けられる点が特徴です。
中でも新柄「理由ありりんご」は近年需要が高まっている不揃い品のまとめ販売に使用でき
専用デザインにより理由あり品も魅力ある商品に引き立てます。
さらにカットフルーツ容器「APメロウ」は本体・蓋が一体型の容器の為、在庫管理もしやすく
内嵌合蓋で汁漏れがしづらい点が特徴です。
また、これまでに無かったメロンのハーフカット、スライスカット専用容器はラップ不要で作業軽減もでき
拡大するカットフルーツ市場に向け注目が高まります。
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2. 【キョーラク】電子レンジ調理対応パウチと賞味期限延長提案で課題解決
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キョーラク株式会社は、プラスチックのブロー成形技術を軸に、食品向けパウチなどの包装製品を手がけるメーカーです。
1つ目の見どころは、電子レンジ対応パウチ「イージーマイクッカー」です。
通常の三方パウチ・スタンドパウチをそのまま電子レンジにかけると破裂のリスクがありますが、本製品は独自の特許技術による蒸気抜き構造を採用。袋の上部に設けたフラップから蒸気を逃がすことで、加熱時の破裂を防ぎます。
特に注目したいのは、液体を含む惣菜でも液漏れしにくい設計。蒸気口が上を向く構造のため、牛丼の具や煮魚など、タレ・スープを含む商品でも安心してレンジ調理が可能です。
2つ目は、ガス置換包装向けのガスバリアフィルム「サンノーバ」です。
この製品の特徴は、ガスバリアフィルムでトレイ全体を包装するため、トレー自体にガスバリア性がなくても問題ありません。包装時に窒素・二酸化炭素で充填・置換することで、内容物の酸化が抑制され、賞味期限が延長を可能にします。
実際の用途としては、豚肉・牛肉・鶏肉などの精肉を中心に、水産品(明太子など)でも採用が進んでおり、平均で約2日間の賞味期限延長を実現しているケースが多いとのこと。
この「2日間」は、工場の生産計画の余裕化、店頭での値引き・廃棄ロス削減、さらには消費者の購買意欲向上にもつながる、非常に大きな価値です。
3. 【北原産業】現場が求める紙製重箱と立体おむすび容器に注目
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株式会社北原産業は、岡山県に拠点を置く食品容器メーカー。紙製容器・プラスチック容器の両方を自社で展開している点が大きな特長です。
今回の展示のポイント1つ目は、新たに展開を始めた紙製重箱「VC BOX」シリーズ。
従来から300種類以上の小鉢を展開してきた北原産業が、“中身(小鉢)から外装(重箱)まで一貫して提案できる”体制を整えた点が大きなポイントです。
Vカット加工による美しい仕上がりに加え、四角形だけでなく六角・八角・細長形状など形状自由度の高さも特長。
さらに、立体陳列を前提としたおむすび容器「OMSシリーズ」も見どころ。おにぎりを“立てて”陳列できる構造により、売り場の視認性・存在感を大きく向上させる提案です。
途中で食べて再び閉じられる構造や、指をかけやすい工夫など、消費者目線の使いやすさも評価ポイント。
4. 【三宝化成工業】「小ロット」「使いやすさ」で広がるドリンクカップ提案
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三宝化成工業株式会社は、機械の製造・販売、容器の製造・販売、包装資材の販売を手がけるメーカーです。
今回の展示内容のポイントは、展開を強化しているドリンクカップシリーズや、現在開発中のプラカップにつける取っ手。
これまでホット飲料では紙カップが主流でしたが、プラカップにすることで、コストを抑えることができ、取っ手をつけることで、「熱くて持てない」問題を解決できます。
さらにポイント2つ目は、曲面デジタル印刷カップ(デジカップ)です。
海外技術を導入し、国内で唯一とされる曲面デジタル印刷により「最小ロット 1,000個から対応」「ロゴやワンポイント印刷、写真データの再現も可能」といったメリットがあります。
従来、3万~5万個が必要だった印刷カップと比べ、小規模店舗や期間限定企画でも導入しやすく、カフェや、スポーツチームでの導入が進んでいるとのことです。
5. 【信和】陳列効率・納期・コスト課題に応える現場課題に刺さる提案
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信和株式会社は、青果物関連の容器やフィルムを製造・販売するメーカーです。
今回のブースで特に注目を集めていたのが、フィルムへのデジタル印刷です。
従来主流だったグラビア印刷では、版の作成が必要となり、初期コストや保管期限、再注文までのハードルが課題となっていました。
デジタル印刷では版を作らずに直接フィルムへ印刷できるため、初期コストを抑えやすく、色数の制限も少ない点が特長です。
また、校了後から約2週間以内での出荷が可能とされており、従来比でおよそ半分のリードタイムを実現。「急ぎの案件」「スポット的な企画」「季節限定パッケージ」などにもうれしい商品です。
もう一つの見どころは、フルーツ向けに展開されている自立するスタンドタイプの容器シリーズ。内容物をセットすることでパッケージ自体が立ち上がり、売場での視認性向上と省スペース陳列を両立します。
立たせて陳列できることで、売場の面積を有効活用でき、結果として一度に並べられる数量が増える点も大きなメリット。品出し回数の削減=作業負担軽減にもつながります。
6. 【デンカポリマー】実用性&デザイン性 現場が求める惣菜容器に注目
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デンカポリマー株式会社は、安心・安全を軸に多様な食品容器を展開する総合容器メーカー。
今回のポイントの1つ目は、タレ漏れしにくい容器「ベネパックOPB・OPBライトシリーズ」。一般的に外嵌合が多い惣菜容器に対し、この製品は、内嵌合構造を採用。
嵌合精度を高めることで、タレや汁気の多い惣菜でも漏れにくい設計を実現しています。「マイバッグを汚さない」というエンドユーザー評価に直結するメリットにもなります。
2つ目は、一体型容器でありながらセパレート風に見せる設計の「ベネパックOPBSシリーズ」。
一体型は在庫管理やピッキングの効率化に優れる一方、「見栄えが落ちる」という懸念が出やすいカテゴリーですが、本製品はその弱点を感じさせない仕上がりです。
また、透明・黒・中華向け赤・和惣菜向け青といったカラー・柄展開により、和洋中すべての惣菜に対応可能。在庫点数を抑えつつ、売場の世界観づくりにも応えられるため現場に刺さりやすい商品の1つです。
7. 【福助工業】真空冷凍から輸出対応まで提案幅が広がるトレンド提案
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福助工業株式会社は、愛媛県に本社を構える包装資材メーカーで、ポリエチレン製品を中心に、紙製品・不織布製品など幅広いラインナップを展開しています。
今回、1つ目の注目商品は、ナイロンポリ NLタイプです。厚みは45μm(ナイロン15μm+LLDPE30μm)と、同社ナイロンポリ製品の中で最薄クラス。
それでいて、突き刺し強度に優れ、実演でも“簡単には破れない”点が大きな特徴です。肉・魚・野菜・カット野菜など幅広い食材に使われており、サイズ展開は48サイズと非常に豊富です。
さらに2つ目の注目商品は、ポリエチレン単一素材で構成された「オーキューブ」です。単一素材(モノマテリアル)によるリサイクル適性の高さが最大の特長です。
近年、海外輸出では「異素材構成の包装材は使いにくい」というケースが増えており、その流れを受けて注目されているのがこのタイプ。揚げ物や惣菜、肉・魚を冷凍輸出する用途での採用が進んでいます。
既製品に加え、別注対応も可能なため、輸出向け商品を扱う顧客への環境配慮提案・将来を見据えた包装提案として今後注目のラインナップです。
8. 【ヤマニパッケージ】ブランディングorセミオーダーで顧客満足を目指すオリジナル提案
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株式会社ヤマニパッケージは、岐阜県岐阜市に本社を構え、既製品を中心に1万点以上の豊富なラインアップを持つ紙パッケージ製造を中心とした企業です。
今回の注目の1つが、パッケージ制作にとどまらない「ブランディングサポート」。
これは箱や袋のデザインを作るだけではなく、
"商品や店舗の「想い」「強み」のヒアリング~ブランドコンセプトの整理やロゴ、パッケージデザインの設計・製造"まで行う売れるための世界観づくりを一貫して支援するものです。
「価格競争になりやすい包装資材」の枠を超え、差別化・認知向上という付加価値提案につながります。
2つ目は、小ロット・低コストを実現する既製品×セミオーダー提案。
既製品の木型を使用し、印刷のみを別注対応することで、「オリジナルデザインは型代が高い」「ロットが大きくなりそう」などの不安を解決することができます。
お客様のオリジナル商品のハードルを下げることができる現代のニーズに合った提案の1つです。
9. まとめ:容器・フィルム 個性が光る現場課題へのアプローチ
今回は、FOODBIZ SUMMIT 2025のブロンズパートナー企業8社のブースの様子をお届けしていきました。
それぞれの容器・フィルムメーカーが提案する現場が抱える課題へのアプローチの個性が光る展示内容が印象的です。
各企業の今後の展開に注目が高まります。
